柴犬(しばいぬ)は日本の天然記念物の犬種の一つです。
「柴犬ってどんな犬なの?」
「柴犬を飼ってみたいけどけど飼いやすいのかな?」
そんな方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は柴犬の歴史やルーツ、そして魅力について調べてみました。
犬好きさん必見ですよ!
柴犬の歴史
柴犬の歴史として判明しているのはご先祖犬の縄文犬ではないでしょうか…
その名の通り縄文時代に生きていた犬として、犬骨も発掘されています。
縄文犬は猟犬として人々の暮らしを支えていたと言われています。
その為、犬骨も丁寧に埋葬されていたそうです。
いつの時代からペットとして飼われていた?
では柴犬はいつからペットとして人々に飼われていたのでしょうか?
当時を知る人は誰もいないと思いますが、丁寧に埋葬されていたことから遅くとも、縄文時代には犬を家族のように大切に扱われていたと推測されるのではないでしょうか?
柴犬のルーツは島根県!!
なんと、柴犬のルーツは島根県にあるというのです!!
島根県民として、非常に驚きです!
『石州犬』といって、島根の西部(石見地方)にいた犬がもとになっているそうです。
きちんと情報が残っている最古の犬。
その犬は【石】と名付けられており、島根からはるばる東京へと連れていったのが中村鶴吉さんと言う方とのことです。
【石】を日本犬保存会に登録し、その【石】の子孫たちが今の柴犬のルーツとなっているそうです。
市民団体「石州犬研究室」の主宰、河部真弓さんと日本犬保存会島根支部の柳尾敦男支部長が共に調査をしてつきとめたとの事…
柴犬の発祥がまさかの島根県だったことに、島根県民としてその事実に驚きを隠せません!!
柴犬の種類
実は、日本でもっとも飼われている犬種は柴犬なんです!
柴犬と一括りに言っていますが、実は地方によって微妙に違うんですよ。
- 長野県発祥の『信州柴』
- 岐阜県発祥の『美濃柴』
- 山陰地方発祥の『山陰柴』
- そして日本犬のご先祖様の『縄文柴』
豆柴という犬種は存在しない
よく豆柴と耳にしますが、実際には豆柴と言う犬種は存在しないんです!
豆柴とは柴犬の小型なものを通称豆柴と呼ばれているだけなのです。
なので、豆柴を飼っていたはずなのに豆じゃない…そんなこともあるそうですよ。
柴犬の性格と特徴
柴犬がなぜ日本で一番飼われている犬種なのでしょうか…?
その秘密を知るために、柴犬の性格や特徴を調べてみました。
柴犬の性格
- 勇敢で賢く、毛警戒心も強い
- 誠実で飼い主には忠実
- お散歩が大好き
- 独立心があり頑固でクール
柴犬の見た目や特徴
- 体高…オスは約40㎝前後、メスは約35㎝前後
- 体重…オスは約8~11㎏、メスは約7~9㎏
- 短毛(ダブルコート)
- 立ち耳でくるっと丸まった巻き尾
- 毛色…赤毛、黒毛、胡麻毛、稀に白毛もあり
- 寿命は約12~15歳
小型ながら体力があるので、お散歩大好きな柴犬、子供のころからきちんと躾けていけば飼い主に忠実な性格になり、番犬としてもとても優秀です。
以上のような理由から、柴犬は多くの人に愛されているのかもしれませんね。
柴犬と秋田犬の違いは?
柴犬と秋田犬は、写真で見た限りでは同じように見えるかもしれません。
【柴犬】
【秋田犬】
画像で見た限りではあまり区別がつかないかもしれません…ですが実物を見ればその違いは歴然です!!
分かりやすいところでは、大きさが格段に違います。
柴犬は小型(体高約35~40㎝)、秋田犬は大型(体高約50~60㎝)に属します。
秋田犬は名前の通り秋田出身なので、毛の密集度が柴犬に比べ格段に多いです。
私の個人的な感想としては…柴犬はキリッとした顔立ちで、秋田犬はトロンとした顔立ちのような気がします(笑)
結果、どちらも可愛いです❤
柴犬は海外でも大人気!
柴犬は今や【shiba-inu】として、国内にとどまらず海外でも大人気の犬種の一つなんです!
日本の文化の広まりや、映画などで柴犬の存在が徐々に海外へと広まったそうです。
柴犬が海外で人気の理由
ではなぜ、柴犬が海外でも人気があるのでしょうか?
日本ではおなじみの柴犬の見た目…ですが海外の人からするとその見た目は、オオカミに似て物珍しいそうですよ。
また性格が飼い主に忠実で誠実なため、日本人の性格のようなところも人気の理由とも言われています。
最近ではインスタグラムから柴犬の『まる』が海外でも大人気とのこと。
地方の当店でもコラボ商品を扱うほどの人気ぶり!!
まとめ
以上、柴犬について詳しく解説してみましたがいかがでしたでしょうか?
最近は猫ブームに押されて犬の話題が減ってきましたが、犬もとっても可愛いんです。
特に柴犬は、もふもふの耳毛がたまりません!(秋田犬の方がもっともふもふなのは内緒)
くるっと丸まったしっぽにプリッとしたおしり…後姿もとってもプリティ♪
よく、犬派・猫派と言いますが、どちらかひとつなんて選べません!!
甲乙つけがたいとはこのことではないでしょうか?
というわけで、これからも犬・猫両方を愛でていきたいと思います♪